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きみに全力投球

どうでもいいことに気合を入れたり、入れなかったりするブログです。

男のファッションにはロジックがある!『最速でおしゃれに見せる方法』

気が付けば、私服がダサい


ここ数日、ある程度就活もひと段落し(IT企業は先行が早いので)、空いた時間を買い物や遊びに費やしています。
 
もちろん、これまでのように毎日スーツではなく、私服を着て街に出るわけですが「なんかダサい」。そう、なんかダサい。「あれ、就活始まる前もこの服着てたけど、特に違和感無かったような...」
とにもかくにも、今年で22になる男が果たしてこんなのでいいのか...
 
そこで、今回参考にしたのが
 
『最速でおしゃれに見せる方法』
最速でおしゃれに見せる方法

最速でおしゃれに見せる方法

 

 

 

ブロガーとして、着こなしテクを提供し続けているMBさんの著書です。
本書は、これまでファッション業界で体系づけられていなかった「ロジック」について初めに言及し、各パーツごとの選び方&合わせ方を紹介する形をとっています。
 
一応、それ以降の章で、著者によるコーディネート例、定番アイテム紹介、ファッション業界の裏側と続きますが、個人的に後半はあまり参考になりませんでした。たしかに、コーディネート例において、幾つか「これいいな」と思うものもあるのですが、いかんせん大半がこれまでの自分のファッションとのギャップがありすぎて、ちょっとついていけないかも...と思ったのが理由ですかね。
 

ただ、本書の核となるのは冒頭の「ロジック」についてですし、実際にこれによって私の「なぜかダサい」理由もはっきりしたので、この部分だけでも一読する価値があると思います!一発目の記事なのに全然全力投球する内容じゃないから、せめて宣伝を

大原則:「ドレス」と「カジュアル」のバランスを考える


メンズファッションで一番大事なのは「ドレスとカジュアルのバランス」です。
 
まず「ドレス」とは礼装のこと。ジャケットやスラックス、革靴などがそうですね。
対して「カジュアル」とはそれ以外のリラックススタイルのことで、パーカーやらスニーカーなんかのことをいいます。
 
そして、これらを組み合わせたスタイルー適度な緊張の中に余裕のあるスタイルーこそがメンズにとってのファッション大原則。
「既にかっこいいとされているスーツ」を少しずつ私服にしていく。すなわち、「カジュアル」に寄せていくというわけですね。
 
じゃあどのくらい寄せればいいの?というのが次の疑問だと思います。
 

日本人が守るべき黄金率は7:3


私たちは日本に暮らしているのでそんなこと意識しないかもしれませんが、欧米人に比べ、日本人は「胴長短足」かつ「童顔」な生物です
(全国の老け顔連盟の方、一緒に泣きましょう)。
 
それでいて「洋服」というものはもともと海外のものですから、日本人が欧米人と同じように着ては「違和感丸出し」というか、まあ子供っぽさが残ってしまうわけです。

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天正遣欧少年使節(名前が特徴的で意外と覚えている。次回の山手線ゲームはこれで行こう)
 
しかし、どんな人種であろうと男は男。大原則が廃れることはありません。欧米人と同じように「ドレス:カジュアル=5:5」では子供っぽさが残るのであれば、より大人っぽい要素、即ち「ドレス」の要素を欧米人よりも多くすればよいのです。具体的には7:3がベストらしい。
 
これこそがスーツ16連勤の果てに私服を着た私のダサさの原因。ずっと「ドレス」寄りの大人だったのに、急に「ドレス:カジュアル=5:5」くらいの服装をするものだから、やたらと幼く見えたのだと推察されます。
 
では、この大原則を頭に入れた上で、服選びの基本的なルールを3つ覚えろというのが次のお話です。
 

ルール①:服は「ボトムス」から揃える


まず、「トップス」とは上半身に着るものの総称です。
そして、反対概念の「ボトムス」とは下半身に着るものというわけです。
 
それでは、なぜ「ボトムス」から服を選ぶべきなのでしょうか?
 
・トップス・・・印象を大きく変化させるもの
・ボトムス・・・印象のベースを支えるもの
 
MB氏が監修した『服を着るならこんなふうに』では、ファッションを味噌汁に例えた上で、
「出汁(ボトムス)がしっかりしている味噌汁ならば、どんな具(トップス)を合わせても美味しい」
と説明しています。うん、わかりやすい。
 

ルール②:形は「I」「A」「Y」で整える


2つ目のルールはトップスとボトムスの相対的なサイズ感についてのお話です。
 
先程は端折りましたが、スーツが「ドレス」だと感じられるのには理由があります。
それは、服の構成要素である
①デザイン②シルエット③カラー
の全てにおいて「ドレス」寄りだからです。①③は言わずもがな。②についてはスーツの「細み」を指しています。
 
とどのつまり、細い=ドレス、ゆったり=カジュアルというわけです。
 
ボトムスがファッション全体のかっこよさを引き上げるように、シルエットはコーディネートの上で大きなポイントになります。
 
↓ボトムス / トップス→
細い
ゆったり
細い
①Iスタイル(ドレス×ドレス)
③Yスタイル(カジュアル×ドレス)
ゆったり
②Aスタイル(ドレス×カジュアル)
カジュアルすぎ
 
ボトムス、トップスの2要素で分けると、カジュアルすぎるパターンを除けば、全三通りの組み合わせが成立します。
各組み合わせの名称については、相対的な細さを視覚的に見たときにどうなるか、アルファベットで表したものになります。
例えば、「A」の文字は下に行くにつれて細くなりますよね。つまり、②Aスタイルとは、トップスが細く、ボトムスがゆったりというわけです。

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...そういえば、何も気にせず大学生ご用達の「ダッフルコート」と「白ニット」を着込んで上だけバカみたいに膨らんでたのかなぁ。
(一応、コートの合間から除くカーデのVラインがおしゃれポイントだと思っているのですが)
 
まぁ、とにかく上下のバランスを考えることが大事なんだそうです。
どうすればよいか迷ったら、スーツに立ち返る。まずは基本の両方ドレス、両方細身のIスタイルを目指してみましょう。
 

ルール③:色はモノトーン+一色で抑える。


これは結構意識してやってるので大丈夫でしたね。(終)
 

感想


もう少し、ドレスよりなアイテムを取り入れた方がいいってのはわかりました。
ただ、この少ない軍資金でどう買い物していくかが鬼門です。
 
そもそも、大学に入ってから著者が勧めるようなユニクロの黒くて細いズボンしか買ってこなかったので、問題はそこから先なんですよね。
「○○はこれ買っとけ」みたいなことは確かに書いてあるんですけど、冒頭で述べたようになんか私には何とも前衛的に見えてしまいがち。
もうちょっと万人向けのアイテム選びをしてもらえればなあというのが素直な感想でした。
 
そんなわけで、大学生が「脱・大学生ファッション」を抜け出すにはまだまだ時間がかかりそうです...
 
なにはともあれ、ダサさの原因がわかったので今回は良しとしますか。